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萩原朔太郎生誕の地を散策

こんにちは 骨董舎の吉池です。

当店の目前のケヤキ並木も青葉が茂り、風に吹かれると日射しをうけて目にも鮮やかです。

骨董舎ご来店の際に、お立ち寄りいただきたい散歩コースをご紹介します。

骨董舎から中央通りアーケードを歩き、弁天通りを通り抜けること10分、目の前に比刀根橋が架かる広瀬川が見えてきます。広瀬川の両岸は遊歩道が整備されており、春は桜が咲き、夏は大きな柳や落葉樹の並木が続き涼を運んでくれます。上毛電鉄中央前橋駅から国道17号を過ぎたあたりまで全長800mぐらいでしょうか、緑が豊かで、街中のオアシスのような場所です。

萩原朔太郎、谷川俊太郎をはじめたくさんの詩碑が設置されているので、探して読みながら歩くのもいいですね。前橋文学館、前橋市出身の萩原朔太郎の生家の一部を移築復元した記念館もあります。

萩原朔太郎の詩は、ここから生まれた

前橋文学館の前にある萩原朔太郎記念館

萩原朔太郎は、1886(明治19)年11月1日 前橋市千代田町生まれ。「日本近代詩の父」と評され、詩壇に多大な影響を与えました。現在、生誕地には石碑があるだけで、萩原朔太郎生家の一部だった土蔵、離れ座敷、書斎を敷島公園ばら園内から2017年4月に移築復元し「萩原朔太郎記念館」として公開されています。

代表作である詩集「月の吠える」「青猫」などの作品はこの書斎で書かれたようです。北原白秋や室生犀星と作品談義に花を咲かせたのではないでしょうか?

書斎の屋根の上にある猫のオブジェは前橋市出身の陶作家・林麻依子さんの作品で、朔太郎の詩「猫」にちなんで、左側が「悩ましい夜」右側が「糸のような三日月」と名付けられているそうです。

▶開館時間9時〜17時、水曜休館。土蔵は開館中なら自由に出入り出来る。

 

音楽も好きでマンドリンの演奏もしていたという書斎

 

◎骨董舎
HP https://www.antiques-store.com/kottousha
群馬県前橋市本町1-2-13 煥乎堂前橋本店3F
営業時間 10:00〜18:30 火曜定休
電話 090-2660-8011
Mail kottosya@shunet.co.jp

 

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