扇面上の本体に銀・真鍮を施し、
草や幾何学文様を細かく象嵌されています。
その上に銀で作られた鳥が空を飛び、
側面にはこの作品を製作された御所の家紋（木瓜紋）がつけられています。
残念ながらこの家紋から出どころを見つけることができませんでしたが、
とても良い家系から出たものには間違えないと思われます。
側面の写真ではわかりにくいですが、
蓋部分も象嵌を全体に施し豪華な仕上げになっております。