買取日記

長野県に出張買取に行ってきました

群馬はすっかり桜のピークが終わり、葉桜となってまいりました。
所々に残るピンクの間から顔を覗かせる若々しい緑が、
また次の季節を運んでくれるのが楽しみです。

久しぶりの買取日記ですが、古好屋では変わらず出張買取や店頭でのお持ち込み買取に対応しております!

今回お伺いした先は長野県です。
長野県といえば古くは信濃国と呼ばれ、中山道の宿場町として栄えた土地も多い県です。そのため今でも古い建物や蔵が目立ちます。

これは私の個人的な感想なのですが、雪国や寒い地域に暮らす人々は物を大切になさっている気がします。極寒の地では簡単に物の交換や新調が難しく、大切に使われていたのではないだろうかと思います。

そんな長野県にご実家があるお客様からの買取依頼です。
事前に数枚のお写真をLINEでお送り下さり、お伺いすることとなりました。

道中に広がる山々は白く雪がかぶっており、群馬ではすっかり散ってしまった桜ですが、長野ではまだ満開を迎えておりませんでした。
こちらでは過ぎてしまった春がまだこれからなのかと思うと、少し羨ましいです。

古美術愛好家の先代様のお持ちもの

大通りから一本曲がった先に依頼されたお宅がございました。
以前は飲食店をなさっていたそうです。古いお宅によくみられる、正面や入り口からは想像できない高い天井と奥行き、裏口からは中庭に出ることが出来る立派な造りの建物でした。

小ぶりな蔵もあり、そちらも拝見させて頂きました。

先代の方が古美術品が好きで集めた木彫や置物類が、飲食店のディスプレイやお部屋ごとに飾られていました。買取査定がし易いようにお品物を1ヶ所に集めさせて頂きました。

各お部屋に書画が掛けられ、きちんと小物でディスプレイされていたところを拝見すると、愛着を持って楽しまれていたことが伝わってきて心が暖まります。

仙台箪笥を買取させていただきました

置物や道具も多くありましたが、
今回の買い出しでは箪笥が一際目を引きました。
実際にお使いになっていた大振りな箪笥が4竿あり、
状態や金具の欠損などを見定め仙台箪笥と帳場箪笥の2竿をお買取させて頂きました。

古い箪笥や家具は、お部屋のインテリアとして、また日用品や書類入れとして実際に使えるためお持ちの方も多いのではないかと思います。

アンティーク加工をした製品や、ご自身ではアンティークだと思っても時代の浅い物もあるため、メールLINEで古好屋にお写真をお送り頂ければ、おおよその査定が可能です。

また、画像にも写っているように恵比寿や大黒、福招き類が多くございました。
こうしたものは商売をなさっている方はもちろん、一般のご家庭でも目にする機会があるのではないでしょうか?
現代では工芸品や量産品が作られており、一点ではなかなか評価が難しい場合がございます。しかし今回のお買い取りのように複数点集まる事で評価できる可能性があります。

骨董古美術の整理や処分をした後に弊社を知って聞かれる声の中で、
『自分ではわからないので全て処分してしまった』
とおっしゃる方が大変多いです。

お片付けや処分をお考えの方は、査定鑑定のみでも構いませんので、ぜひ古好屋にお問い合わせ下さい。買取ご検討の方

今回は長野県への出張買取でしたが、
ご依頼があれば日本全国お伺い致しますので、まずはお気軽にご相談下さい。

◎古好屋 
HP https://www.antiques-store.com/
営業時間 10:00〜18:30 火曜定休
電話 090-2660-8011
Mail kottosya@shunet.co.jp

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