スタッフダイアリー

新潟へ骨董・古美術の出張買取

 

6月26日(水)に新潟県中越地方に買出へいって参りました。
その時の様子をご紹介したいと思います。

澄み切った青空の下、買取先へ

 

ご依頼者様から、事前にお品物がどういった物で、どのくらいの量があるのか、お話をお伺いしていたので、
車2台で参りました。

関越自動車道で新潟県へ。

良いお天気に恵まれ
青空がどこまでも広がる景色は
なんとも見事!
山が近くて気持ちいいですね。

目的地までは
2時間半程で到着することが出来ました。

大切に収集なさっていた品物を拝見します

到着してさっそくお品物を拝見させていただきました。
今回は、亡きお父様が長い間大切に収集した焼き物類と、代々伝わるお品物の査定依頼でした。
丁寧に保管されているお品物を広げると、一点一点に手書きのメモが付いており、ご自身でも熱心に調べて勉強されていたことがわかります。
ご家族からお父様のお話を伺いながら、1点ずつ査定価格をつけさせていただきました。焼物の他に小箪笥や掛軸もお買い取り致しました。

査定が進む中、いずれは建物の取り壊しを考えているとのお話を伺い、他に評価できる物がないか見せて頂いたところ、ご依頼者様が諦めていたお品物も買取価格をご提示し、お買い取りさせていただきました。

今回は、品数が200点以上あり、長時間の査定となりましたが、1つの部屋に査定希望のお品物をまとめてくださっていたため、とてもスムーズに査定を行うことができました。本当にありがとうございました。

価値あるものが捨てられない世の中に


骨董品の買取で伺うと、よく聞くフレーズがあります。
「あまりに汚いので、だいぶ捨ててしまったのよ」
「買取の方に来てもらうのに恥ずかしいから、整理しました」
お話を伺うと、買取できる品物まで処分されているケースがあります。
価値のあるものか、わからずゴミとして捨てられてしまったり、一緒に取り壊されてしまうのは歴史的にも勿体ないことですので、可能な限りお力になりたいと思い活動しております。

今回お買い取りさせて頂いたお品物は…

伊万里焼色絵通りもん豆皿、小皿、向付、のぞき、八寸皿

こちらの器、
描かれている鳳凰の表情が
なんとも和ませてくれるのです。

20客程あり
豆皿、小皿、向付、のぞき、八寸皿、
とサイズも枚数も豊富です。

これだけの数ですが
どれも決して雑なところがなく細かな書き込み。
色使いも鮮やかですね。

共箱には天保(1830-1843)の作成年と蔵番号が貼ってあります。

同じ種類で揃えられるとちょっと気分があがりませんか?
使うのが更に楽しみになります。

 

藍柿右衛門 藤型手塩皿

とても可愛らしい、藤をかたどった手塩皿もお買い取り致しました。
こういった手塩皿は図録や書籍でしか見たことが無かったのですが、やはり実物は繊細で上品な仕上がりです。
丁寧な直しがあることから、大切にご使用されていたのでしょう。

他にも沢山のお品物をお買い取りさせて頂くことが出来ましたので、店頭またはネットショッピングで是非ご覧になってみて下さいね。

今回は新潟県でしたが、古好屋では日本全国無料で買取を行っております。
詳しいお買い取り方法はこちらをご覧下さい。
査定鑑定のみも随時受付中です。

◎骨董舎 
HP https://www.antiques-store.com/kottousha
群馬県前橋市本町1-2-13 煥乎堂前橋本店3F
営業時間 10:00〜18:30 火曜定休
電話 090-2660-8011
Mail kottosya@shunet.co.jp

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