骨董豆知識

アール・ヌーボー期の名工エミール・ガレ

皆さんは「アール・ヌーボー」「エミール・ガレ」という単語をご存じでしょうか?

アール・ヌーヴォーフランス語: Art nouveau)は、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動。「新しい芸術」を意味する。花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性や、鉄やガラスといった当時の新素材の利用などが特徴。分野としては建築、工芸品、グラフィックデザインなど多岐にわたった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アールヌーヴォー

アール・ヌーボー期の作家と言えば「エミール・ガレ」が有名ですが、ガレの正式な名称は【シャルル・マルタン・エミール・ガレ】(1846-1904)ガラス工芸のみならず多数のデザインを手掛けている芸術家です。
作品のモチーフや技法は、ヨーロッパらしいものだけでなく中国や日本他様々な国々の技術やデザインを取り入れ見事に融合した作品も残っています。
彼の独創的な作品は当時の人々を魅了した事でしょう。

ちょっとガレの作品を紹介致します。こちらは色の違うガラスを何層も重ねカメオ堆朱を彫るような技法で様々なモチーフを描き出しています。立体感と透明感のある作品達です。

左の写真は一見暗い印象を受けますが、光を差し入れた右の写真では、まるで別の作品の如く表情を変えてくれます。

ガレの作品もそうですが、ヨーロッパの作品は時間と共に変わる光の陰影も考慮し、変わりゆく美しさを表現できるように意識して製作されていたのでしょう。人が作った物ですが、自然との融合で完成する藝術なのかも知れませんね…

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